生理の経血が少ないのはどうして?考えられる理由と原因
2021.08.23
生理の悩みは人によって違いさまざまです。
いつもどおりの生理だと思っていたら、「生理の経血が少ないかも……」と思うことで不安になっていませんか?
正確な経血量が測れないため、わかりにくいですよね。
生理の経血は正常なら20~140mlとされ、正常値より少なければ「過少月経」といいます。
また生理の期間は正常なら3~7日とされ、正常範囲よりも短ければ「過短月経」です。
今回は、生理の経血が少ない理由と原因について解説します。婦人科受診のタイミングについても紹介するので、ぜひご覧ください!
生理の経血が少ないのは病気?
生理にまつわる悩みはさまざま。経血が多くても少なくても悩んでしまいますよね。
ここからは生理の経血が少ないのは病気なのか確認していきましょう。
正常な経血量と正常な生理期間
生理の経血量は標準値でおよそ20~140ml、生理の正常な期間は3~7日です。(参考:日本産婦人科医会)
初潮を迎えるのは平均で12歳、一般的に35~40年ほどで閉経を迎えるとされています。
経血が少ないのは「過少月経」の可能性
生理の経血量標準値よりも少なく、20ml以下の場合を「過少月経」といいます。
経血の量は正確に測れないためおおよその見た目で判断しましょう。
いつもより明らかに少ない場合や、「ナプキンを変えなくてもいいかもしれない」状態なのか見極めることが大切です。
生理が早く終わるのは「過短月経」の可能性
正常な生理の期間は3~7日です。正常期間より短い場合を「過短月経」といいます。
具体的には2日以下で終わってしまう生理のことです。
生理の経血が少なく生理の期間が短い原因は?
ここからは経血量が少なかったり、期間が短くなったりする原因について解説します。
ストレスやダイエットによるホルモンバランスの乱れ
生理は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンがつかさどっています。
2つのホルモンバランスが乱れてしまうと生理も乱れてしまいます。とてもデリケートだといえますね。
ホルモンバランスが乱れる原因は過度なダイエットやストレス。
イライラしたり空腹をがまんしたりするとストレスもいっそうたまってしまいます。
おうち時間が長くストレスを感じてしまうことも……。
過度なダイエットや日常のストレスが原因なら、一過性なため心配はいりません。
ダイエットの中止やストレスを解消することで、いつもの生理が戻ってくるでしょう。
病気によるホルモンの分泌異常
脳の視床下部のすぐ下にある脳下垂体はさまざまなホルモンを分泌しています。
生理をつかさどる女性ホルモンの、エストロゲンとプロゲステロンも脳下垂体から刺激された卵巣から分泌されています。
脳下垂体はホルモンの司令塔ともよばれる組織。
具体的に脳下垂体に腫瘍ができてしまったり、卵巣の病気になったり(多嚢胞卵巣症候群や黄体機能不全)すると女性ホルモンの分泌異常が起こります。
ホルモンの分泌異常が原因の場合、根本的な治療を行う必要があります。
子宮そのものの病気
ホルモンの分泌は正常でも先天的な子宮発育不全や子宮内膜の癒着があると、生理の経血が少なかったり期間そのものが短くなってしまったりします。
なにが原因で過少月経や過短月経なのか原因をさぐるには、基礎体温が指標になります。
参考までに生理周期の低温期や高温期について確認してみましょう。
- 低温期……卵胞期、生理中
- 高温期……排卵期、黄体期
基礎体温の高低差がみられない場合、不安ならば婦人科の受診を検討してみましょう。
こんなときは婦人科の受診を
生理の経血量が少ない・生理の期間が短いなどの場合、不安になってしまいますよね。
多くは過度なダイエットやストレスによるものですが、初潮を迎えたばかりの方や閉経間近の方にもみられる現象です。
というのもホルモンのバランスが乱れやすいから。
婦人科受診のタイミングは以下を参考になさってください。
今まで正常な生理だったのに突然経血が少なくなる。または期間が短くなった
初潮から数年たち大人になったのに変わらず少ない
下腹部に痛みがある
「もしかして?」と思うのなら自己判断せず婦人科の受診を検討しましょう。
少ないときは吸水ショーツがおすすめ
量が少ないのなら、吸水ショーツがおすすめです。ナプキンによるかぶれなどの不快感も感じにくいです。
安心の5層構造で吸収可能な経血は40ml。ナプキン4枚分の吸収力を実現しています。
経血を吸収した後も表側にしみないため、アウターにひびきません。
ムレずに肌触りもサラサラです。
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